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UMNファーマとIHIの共同出資会社、世界最大級のバイオ医薬品工場建設に着手
UNIGEN岐阜工場イメージ図(画像:IHI)[写真拡大]
UMNファーマ(本社:秋田県秋田市)とIHI(本社:東京都江東区)が共同出資して設立した株式会社UNIGEN(本社:秋田県秋田市)は6日、世界最大級のバイオ医薬品商用生産工場の建設に着手したと発表した。建設資金は、経済産業省の「平成23年度国内立地推進事業費補助金」を活用する他、三井住友銀行が組成した協調融資により総額105億円を調達する。
岐阜県揖斐郡池田町に建設する同工場は、延床面積14,000m2に21,000Lの培養槽を複数基有する鉄骨造5階建てで、バキュロウイルスと昆虫細胞による組換えタンパク製造技術(Baculovirus Expression Vector System: BEVS)を用いる工場としては世界最大級となる。
UNIGENは、プロセス開発が可能なパイロットプラントの運営を秋田県内で既に行っており、同工場の完成後は、UMNファーマがアステラス製薬と共同開発中の細胞培養インフルエンザワクチンをはじめ、バイオ医薬品の製造を開発初期から大規模生産まで一括して受託可能になる。
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