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ジェトロ、ミャンマーで日本企業製品展示会を開催 44社が出品予定
日本貿易振興機構(ジェトロ)は21日、ヤンゴン・ミャンマーにおいて、日本企業製品を紹介する展示会「Japan Festival 2012」を3月9日~11日に開催すると発表した。ミャンマーにおける日本企業のビジネス拡大を支援するのが狙い。ミャンマーで様々な分野の日本企業製品を一同に集めた展示会を開催するのは日本として今回が初めてとなる。
出品するのは在ASEAN日系企業44社。現在、ミャンマー市場で販売される日本企業製品の多くは、シンガポール、タイなどASEANの日系販売会社から輸入されていることから、今回の展示会では主に在ミャンマーの販売代理店から出品者を募った。展示品は、家電、オフィス機器、ソーラーパネル、ミシン、化粧品、食品など多岐にわたる。
展示会場はヤンゴン市内のホテルで入場料は無料。一般消費者からビジネス関係者まで幅広い来場者を見込む。今回の展示会では多くの人々に直接、日本企業製品を紹介することで、日本企業製品の知名度向上、販売促進につなげることを目指している。
ミャンマーは、昨年3月に発足した新政権が、従来の軍政による内向きな政策から180度転換し、外国投資を積極的に誘致する姿勢を打ち出している。これを受け、日本企業にとってのミャンマーは、「チャイナ・プラスワン」・「タイ・プラスワン」として重要性を高めている。日本企業からジェトロへのミャンマーとの貿易・投資に関する照会や引き合いも急増しており、昨年4月~12月にかけ、ジェトロ・ヤンゴン事務所では、前年同期比で約5割増となる294件の日系企業関係者等の訪問に対応した。また、ジェトロでは3月1日~3日に「ミャンマー・ビジネスミッション」を派遣し、38社(38人)が参加する予定。
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