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第一カッター興業:第2四半期連結業績は増収大幅増益で着地
■増収効果に加え、原価率、販管費率ともに低下したことで大幅増益
第一カッター興業 <1716> (JQS)は13日、12年6月期第2四半期連結業績を発表した。
売上高39億93百万円(前年同期比5.3%増)、営業利益3億7百万円(同43.7%増)、経常利益3億32百万円(同63.7%増)、純利益2億11百万円(同97.1%増)と増収大幅増益で着地。
公共工事は低調であるが、復興関連工事の売上が伸びたことで、増収を確保している。事業別の業績は、切断・穿孔工事事業の完成工事高39億54百万円(同5.0%増)、ビルメンテナンス事業の完成工事高39百万円(同53.3%増)であった。
利益面については、増収効果に加え、原価率が70.9%と1ポイント低下したことで売上総利益は11億62百万円(同9.0%増)となった。更に、販管費率も21.3%と1.1ポイント低下したことから営業利益以下が大幅増益となった。
通期連結業績予想は、売上高75億80百万円(前期比4.4%増)、営業利益3億98百万円(同95.0%増)、経常利益4億25百万円(同88.1%増)、純利益2億70百万円(同119.4%増)と増収大幅増益を見込む。
13日の株価は、11円安の619円、予想PER6.5倍、PBR0.43倍と割負け感が強い。好業績に加え、同社が得意とする切断・穿孔工事は復興事業には欠かせないことから株価の見直しが予想される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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