デジタル一眼レフを手放した理由とiPhoneがカメラとしてすごいわけ

2011年12月3日 12:37

印刷

記事提供元:エクストリームオフライン

■デジタル一眼レフを手放した理由
 以前、デジタル一眼レフを使ってみたくてCanonのデジタル一眼レフ EOS Kiss X3 を買いましたが、使っているうちに色々なことに気づきました。

 プロの方のように印刷を前提としないのであれば、写真の品質はもうコンパクトデジタルカメラや携帯電話のカメラで十分ということ、昔は一眼レフでしかできなかった表現も、今はアプリを使えばほとんどできるということ。

 それなら、撮りたい一瞬を逃さない絶対的なレスポンスを求めない限りは、持ち運びもメンテナンスも大変な一眼レフは要らないかなと思えてきました。

 そう思っている矢先に、iPhoneで撮影した写真の個展をやった三井公一さんの写真を見て、写真というのは、何か自分が表現したいことを表現することが目的で、必ずしも解像度の高い写真が撮りたいわけではない、結局のところ写真は表現であり技術なんだと強く感じました。

三井公一さんのブログ:sasurau
http://sasurau.posterous.com/

 それをきっかけに自分がどのくらいのレベルで何をしたいのかを考えた結果、一眼レフからCanonのフラッグシップモデルのコンパクトデジタルカメラ Powershot S95 に買い替え、今回さらに、従来機よりもカメラの性能が高くなり、青み問題が解消された iPhone 4S を買ったので、コンパクトデジタルカメラも手放して iPhoneに一本化しました。

■iPhoneがカメラとしてすごいわけ
 iPhoneがカメラとしてすごいところは、他の携帯電話と同じくどこでもすぐに気軽に写真が撮れるだけでなく、豊富なアプリがあるので、撮った写真をすぐその場で編集したり、フィルタをかけたり、Flickrに保存したり、TwitterやFacebookなどのソーシャルメディアで公開したりできるところです。

 これはもう従来のカメラでは絶対にできないことです。

■今使っている写真関連のiPhoneアプリ
 過去様々なアプリを試しましたが、iOS5でトリミングや赤目修正ができるようになったのと、iCloudのフォトストリーム機能により、MacでiPhoneで撮った写真を編集するのが簡単になったので、写真関連のiPhoneアプリは2つに絞りました。

 一つはCameraKitです。
http://itunes.apple.com/jp/app/camerakit/id302562237?mt=8

 写真をフィルムカメラで撮ったような雰囲気に加工することができます。

 もう一つは、Microsoftが開発したPhotosynthです。
http://itunes.apple.com/jp/app/photosynth/id430065256?mt=8

 このアプリは本当にすごいです。無料なのにものすごいことができます。

 まずはMicrosoftの動画を見て頂ければと思います。

 パノラマ写真というよりも、三次元空間撮影と言った方がいいのでしょうか。

 これまでにない形での写真撮影が可能になります。

 iOS5から標準アプリでトリミングが行えるようになりましたが、このPhotosynthで横への流れで撮影した写真をトリミングすれば、パノラマ写真を作ることができます。

 他にもiPhoneには様々なアプリがあり、今でもたくさんの新アプリが登場しています。

 これらを活用すれば、従来とは違った新しい写真撮影を楽しむことができます。

※この記事は「エクストリームオフライン」の提供です。

関連記事