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HIVワクチンの臨床試験で90%の被験者に免疫応答
記事提供元:スラド
danceman 曰く、 スペイン科学研究高等会議(CSIC)によるHIVワクチンMVA-Bの第1相臨床試験で、HIVに対する免疫応答が被験者の90%に現れたとのこと(gizmagの記事、International Business Timesの記事、本家/.)。
臨床試験ではHIVを攻撃する抗体を生産するB細胞の分化が、MVA-Bにより促進されることが確認された。48週目に行われた血液検査でも72.7%の被験者に抗体がみられ、長期にわたって感染を防ぐメモリーT細胞による免疫応答を85%の被験者が維持していたという。
CSICによれば、MVA-Bが今後の第2相、第3相臨床試験に成功し、生産されることになれば、将来のHIVは現在のヘルペスウィルスと比較できるようなものになるだろうとのこと。
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