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中国のサイバースパイ、自衛策ここに極まれり
masakun 曰く、 中国による「サイバースパイ」活動が個人の携帯電話やPCにまで及んでいるため、中国に出張するアメリカ人ビジネスマンの中には自衛策として iPad を使い捨てる人までいるそうだ(47News、The Washington Postの記事)。
Washington Postの記事では「もしあたながiPhoneやBlackBerryを使えば、連絡先やカレンダー、メールなどその中のすべての情報は瞬時にダウンロードされてしまう。地下鉄であなたのそばに座っている誰かは、あなたがそれらの電源を入れるのを待つだけでよい。それだけで情報を盗み出すことができる」など述べ、「中国は他の国より安全ではないため、旅行者は携帯電話やPCに自衛策を講じるのが賢明だ」としている。
そのため、機密データを抜いた「使い捨て」の携帯電話やノートPCを用意する旅行者もいるそうだ。また、ある米国当局者は電子機器を一切持ち込まないという。USBメモリにデータを隠し、オフラインのPCのみを利用するという人もいるそうだ。「訪中のたびに新しいiPadを買い、二度と使わないようにしている」というセキュリティ専門家もいるらしい。
「中国政府がネットワークを管理しているため、国の内外からのすべての情報を読み取ることは政府にとってたやすいことである」と、Global Cyber Risk 社のJody Westby氏は述べているとのこと。国外からのサイバーアタック以外にもいろいろ気をつけるべきことが日本企業にもあるのかもしれない。
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