【話題株】ソフトバンクは再度の自己株式取得と新商品を発表で続伸

2011年9月29日 17:50

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  ソフトバンク <9984> は29日、45円高の2259円と続伸した。28日大引け後に今年8月9日に続いて再度の自己株式取得を発表、好感して下げ過ぎ訂正買いが先行した。また、本日(29日)は携帯電話のソフトバンクモバイルから「2011年冬~2012年春」新商品を発表したことも材料視された。自己株式取得は、経営環境の変化に対応した機動的な資本政策を遂行することを目的としており、上限を800万株、119億円、取得期間を10月3日から来年9月30日までとして市場買付する。

  前回8月は、新株予約権の行使に備えることを目的に取得株数を400万株、取得金額を200億円としており、取得総額は前回に比べ40%減となる。前回の自己株式取得発表時に株価は、2799円まで上ぶれた。

  株価は、9月22日に報道された米アップル社の「iPhone5」をKDDI <9433> も販売すると観測報道され、ソフトバンクの独占販売体制が崩れるとして年初来安値2112円まで急落した。下値ではなお強弱感の対立が激化しよう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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