富士重、北米工場で受託生産車「新型カムリ」のラインオフ式を実施

2011年9月14日 23:09

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新型カムリ ラインオフ式(写真提供:富士重工業)

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 富士重工業は14日、同社の北米生産拠点である「Subaru of Indiana Automotive, Inc.(以下、SIA)」が、9月12日(現地時間)、トヨタ自動車から生産を受託する「新型カムリ」のラインオフ式を実施したと発表した。

 SIAのトム・イースターデー執行副社長は、「SIAで新型カムリを生産できることは素晴らしいことだ。我々は新型カムリの開発に携わるトヨタ関係者と一緒に仕事を進めてきたが、このモデルが市場で多くのお客様に受け入れられるであろうと確信している」と述べた。

 SIAでの受託生産は、2007年4月から開始し、トヨタ車としての高い品質レベルを維持しながら、これまで累計35万台を超える台数(2011年8月末時点)を生産してきた。
 
 「これまで、SIAにおけるカムリの受託生産は、工場全体の稼働率向上や新規雇用の創出など、SIAの経営に大きく寄与しており、当該事業は、トヨタ自動車と富士重工業のアライアンスの成果のひとつとして、今後も継続していく」と同社はコメントしている。

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