KDDI、auスマホでデータ通信速度制御の適用を開始 10月1日から

2011年8月16日 18:11

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KDDI、auスマホでデータ通信速度制御の適用を開始 10月1日から。写真は同社のスマホ、「AQUOS PHONE IS12SH 」

KDDI、auスマホでデータ通信速度制御の適用を開始 10月1日から。写真は同社のスマホ、「AQUOS PHONE IS12SH 」[写真拡大]

 KDDIと沖縄セルラーは15日、auスマートフォンを利用している顧客に対し、今年10月1日から、データ通信速度制御の適用を開始すると発表した。

 直近3日間(前日を含む3日間、当日は含まない)のauスマートフォンでの利用パケット数が300万パケット以上 (WiMAXネットワークおよびWi-Fi利用時の通信は含まない。基準は変更される場合がある)の顧客について、通信速度を制御し、他の顧客の通信環境への影響を軽減する。ネットワークからauスマートフォンへの下り通信(インターネットからのダウンロード)が制御の対象となる。

 対象となる顧客は、継続して通信は利用できるが、通信速度に影響が出る可能性がある。なお、直近3日間で300万パケット未満であれば制御は解除される。

 これに伴い、同社は、8月16日から、auお客さまサポート「今月の通話料・通信料照会」で、直近3日間のスマートフォンパケット通信量の目安を確認できるようにする。

 同社は、多くの顧客がCDMAネットワークを快適な状態・環境で利用できるように、CDMAネットワークを介して連続的かつ大量のインターネット通信をauケータイから利用した一部の顧客を対象に、ネットワーク資源の公平性確保を目的としたデータ通信速度制御を行なっている。今回、スマホ利用者にも適用することで、公平性を図る。

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