マツダ、新型「デミオ」が好調 月間受注が1万3,500台

2011年8月4日 15:00

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発売後1カ月の累計受注台数1万3,500台と、当初計画の2倍以上となったマツダの新型「デミオ」(提供:マツダ)

発売後1カ月の累計受注台数1万3,500台と、当初計画の2倍以上となったマツダの新型「デミオ」(提供:マツダ)[写真拡大]

 マツダは4日、6月30日に発売した新型「デミオ」の累計受注台数が、発売後1カ月(7月31日時点)で当初計画の2倍以上となる1万3,500台に達したと発表した。

 新型デミオは、新グレードの「13-SKYACTIV(13-スカイアクティブ)」に低燃費エンジン「SKYACTIV-G 1.3(スカイアクティブ ジー 1.3)」を初めて搭載し、燃費性能は1リットル当たり30キロメートルというハイブリッド車(HV)並みの低燃費を誇る。

 同社によると、購入層は独身男女や大きなサイズの車からコンパクトカーに乗り換える40代以上の利用者が中心。また、「13-SKYACTIV」の販売構成比が当初の計画60%を上回る70%で推移しているという。

 利用者には「燃費性能」「技術の先進性」「室内の静粛性」などが好評で、これまでに「ガソリンエンジンのみで30km/Lの燃費は非常に魅力的」「ガソリンエンジンの可能性を追求する姿勢に共感」といった声があった。

 同社の稲本信秀常務執行役員(国内営業・法人販売担当)は声明で、「マツダの新世代技術『SKYACTIV TECHNOLOGY(スカイアクティブ テクノロジー)』も高く評価されており、この好調がマツダの国内販売をけん引するものと確信しています」とデミオの国内販売への貢献に期待を示している。

 スカイアクティブテクノロジーは、今秋に発売する新型「マツダ アクセラ」、来年発売予定の新型クロスオーバーSUV「マツダ CX-5」にも搭載される予定。

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