アジア市場活動レポート　2011年7月21日： Zenith Minerals (ASX:ZNC) が Mount Alexander 磁鉄鉱プロジェクトに対する探査目標を増加

　Zenith Minerals Limited (ASX:ZNC) は、 Pilbara 地区西部にある同社 100% 保有 Mount Alexander 磁鉄鉱プロジェクトの Mount Alexander West 鉱脈に対する探査目標増加を発表した。同社が Mount Alexander West 鉱脈における 20% から 25% Fe での 1 億 5,000 万から 2 億 3,000 万トンという新たな目標を特定した後、全体での探査目標は現在 7 億 5,000 万から 14 億 3,000 万トンとなっている。

　Winmar Resources Limited (ASX:WFE) は、西オーストラリア州 Hamersley 鉄鉱石プロジェクトの Winmar 鉱床に対する 54.3% Fe での 2 億 4,160 万トンという新たな推定資源量を発表した。この推定量は 2011 年 5 月に完了された掘削プログラムに基づいており、 2010 年 6 月推定量からの 70% 増に相当する。鉱化は引き続き開いており、更なる増加が見込まれている。

　Southern Cross Goldfields Limited (ASX:SXG) は、西オーストラリア州の同社 100% 保有 Marda 金プロジェクトの一部である Python 金鉱床における、一連の厚い地表付近の高グレード交差を報告した。この結果では、含有金 5 万 2 千オンスに対する 1.9 g/t Au での 85 万 9 千トンという Python での現行鉱物資源量のグレード増強における可能性が示されている。

　Cullen Resources Limited (ASX:CUL) は、同社の Canning Basin 石炭事業地において 5,000-10,000m RC 掘削プログラムを開始した。この掘削は、地層学の理解を深め、同事業地において石炭を探査すべく設計されている。 Cullen は、鉛・亜鉛鉱化とともにリン酸塩、マンガンも探査する予定である。

　Gammon Infrastructure Projects Limited (BOM:532959) は Paradip 鉄鉱石ターミナルプロジェクトの財政条件準備完了に到達、これにより年間 1,000 万トンの鉄鉱石処理量を扱う施設の建設・配備が構想される。同社はこのプロジェクトの特別目的媒体である Blue Water Iron Ore Terminal Private Ltd. における 31% 株式を保有している。

Tetsuya Okada
Asia Business News Japan Bureau
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