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ファイザー、エスタブリッシュ医薬品事業部門発足後初の後発医薬品を発売
メロペネム点滴静注用0.25g/0.5g「ファイザー」 [写真拡大]
製薬会社大手のファイザーは27日、エスタブリッシュ医薬品事業部門発足後初めての後発医薬品となる、カルバペネム系抗生物質製剤メロペネム点滴静注用「ファイザー」(日本薬局方 注射用メロペネム)を、7月1日に新発売すると発表した。
メロペネムは幅広い抗菌スペクトルを特徴とし、数多くの臨床エビデンスを有する感染症治療薬。各診療科において、主に中等症から重症感染症治療の選択肢の一つとして広く処方されている。
「ファイザー」は、今年1月14日に製造販売承認を取得し、6月24日に薬価収載された。医療現場での有用性を高めるため、配合される機会の多い全100種類の品目を選択した配合変化試験の実施や、医療安全に考慮した独自のラベル・パッケージ開発など、独自の工夫を行っているという。
同社は、エスタブリッシュ医薬品部門を2009年9月に設立し、主に長期収載品の販売を行なってきた。今回のメロペネム点滴静注用「ファイザー」は、エスタブリッシュ医薬品部門設立後、初の後発医薬品の発売となる。
今後、エスタブリッシュ医薬品部門では、医療の現場に「大切に、長く使われていく標準的な治療薬」を届けることを目指し、既に承認されている脳保護剤の「エダラボン」を含め、年内に20成分以上の後発医薬品を発売する方針。
また、ファイザーは同日、同社の後発医薬品について詳しく紹介した医療関係者向けの専門サイト「ファイザー後発医薬品サイト」(https://pfizerpro.jp/lp/establish-g/)をオープンした。
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