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被災した新卒者の就職活動を支援、宿泊施設を無料で提供
厚生労働省と文部科学省は26日、東日本大震災によって被災した新規学校卒業者などの就職活動を支援するため、就職活動のために宿泊が必要な人を対象に、労働大学校(埼玉県朝霞市)と国立オリンピック記念青少年総合センター(東京都渋谷区代々木)の宿泊施設を無料で提供することを決定した。
対象となるのは、2012年春卒業予定で、就職先が未定の大学生、短大生、専門学校生、高校生、中学生など学生・生徒らと、2009年3月以降の既卒者。青森、岩手、宮城、福島、栃木、茨城、千葉、新潟、長野県の災害救助法適用市町村に居住していることが条件(震災後に避難した場合も含む)。また、条件を満たしていれば、被災地の学校に在籍する学生・生徒、家族が被災地域で被災した学生・生徒、2011年3月卒業者で採用内定取り消しを受けたものも対象となる。
利用料は無料だが、食事代・交通費などは自己負担となる。オリンピックセンターの宿泊可能日数は、就職活動日の2日前から活動日の次の日まで。労働大学校は、1回あたり5泊、延べ15泊まで可能。申し込みは両施設とも4月26日からで、オリンピックセンターは28日から、労働大学校は5月10日から宿泊できる。
申し込みは、オリンピックセンターについては、同問い合わせ窓口にて。労働大学校については、各地の新卒応援ハローワーク、またはハローワークにて受け付けている。
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