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【復興特需関連株】ダイセキ環境は福島原発の事故評価悪化で関連思惑強め3連騰
ダイセキ環境ソリューション <1712> は12日、1万6300円高の18万4000円まで買われ、終値は5300円高の17万3000円と3営業日続伸した。12日に経済産業省の原子力安全・保安院が、東京電力 <9501> 福島第1原子力発電所の事故評価を「レベル5」から1986年に起こったチェルノブイリ原発事故に並ぶ最悪ケースの「レベル7」に引き上げたことをキッカケに、土壌浄化関連株買いが増勢となっている。
同社の株価は、地震発生までは昨年9月の2011年2月期業績の下方修正、今年1月の期末配当の減配、さらに地震発生前の3月9日には2月期業績の再下方修正とアゲインストな材料が続き低迷を余儀さくされていた。ところが原発事故発生とともに逆行高、原発敷地内や原発周辺地の土壌から放射性物質が検出されたことなどからストップ高し、その後は、原発事故の処理進展に合わせてストップ安も交錯するなど高値波乱となっていた。
同原発の現在の放射性物質の放出量は、チェルノブイリ原発事故の1割程度にとどまっているが、東電は、事故処理の長期化で超える可能性にも言及しており、農産物の作付け制限、避難指示エリアの拡大なども検討されていることも重なり、改めて土壌浄化特需思惑を刺激している。株価水準は、すでに投資採算圏外となっているが、株不足で逆日歩のつく信用好需給などをテコに逆行高展開を強めよう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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