【注目銘柄】ローツェはスマートフォン関連人気波及し割安修正で反発

■今２月期業績を７月、１０月と２回上方修正

　　ローツェ <6323> は４日、１７円高の４０８円と昨年末から通算して３営業日ぶりに反発した。スマートフォン関連株人気が波及して、今２月期業績の再上方修正・大幅黒字転換を見直し割安修正買いが再燃しており、韓国のサムスン電子の積極的な設備投資姿勢も支援材料視されている。

　　同社は、半導体ウエハ搬送装置と液晶向けガラス基板装置を主力製品としており、パソコン、液晶テレビ、スマートフォンなどの需要拡大で半導体や液晶パネルの生産が活発化したことから、今２月期業績を７月、１０月と２回上方修正してきた。

■３期ぶりの黒字転換幅を拡大

　　純利益は、期初予想の１億８０００万円、５億８４００万円、８億４００万円（前期は６億６３００万円の赤字）と相次いで引き上げられ３期ぶりの黒字転換幅を拡大する。配当も、２期ぶりに復配し２円とする。

　　株価は、１０月の業績再増額で３００円安値から底離れ、７月以来の４００円台回復となった。ＰＥＲは８倍台となお割安となっており、５月につけた昨年来高値４９０円奪回を目指そう。（情報提供：日本インタビュ新聞社＝Ｍｅｄｉａ－ＩＲ）

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