プラマテルズは2Q業績に続き通期業績を上方修正し続伸

2010年10月26日 11:41

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  プラマテルズ <2714> は前場、2日ぶりに商いが成立し22日の終値に対して5円高の345円と続伸し、売買高も半場で1300株と漸増した。前日25日大引け後に今3月期第2四半期(2Q)累計決算の開示とともに、3月通期業績の上方修正を発表、増益転換率を拡大することが割安修正買いを再燃させた。

  3月通期業績の上方修正は、2Q業績が、今年7月、10月と続いた2回の上方修正通りに前年同期比31%増収、2.1倍経常増益、86%純益増益とV字回復したことを踏まえた。中国、ベトナムの旺盛な需要を取り込み、とくに大連、上海、大連の法人の好業績が、同社の2Q業績を押し上げたが、第3四半期以降も、海外法人の業績が好調に推移するとして3月通期業績を上方修正した。

  通期業績は、売り上げを期初予想の据え置きとしたが、経常利益を1億1000万円、純利益を6000万円それぞれ引き上げ、純利益は、4億8000万円(前期比23%増)と伸びる。

  株価は、今期業績の増益転換予想を好感して年初来高値401円をつけたが、2Q業績の2回の上方修正も限定的な反応にとどまり300円台下位の小動きが続いた。PERは6倍台と一段と割安となり、PBRも0.5倍と割り負けているだけにリバウンド幅の拡大に弾みをつけよう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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